LED照明リニューアル事例(工場)

工場・倉庫の省エネ手法

LED高天井用照明器具の採用で 手元までしっかり明るい職場環境を実現。

安全性の確保と省エネを両立

■御園サッシ工業株式会社 吉川工場
所在地 :兵庫県三木市

用途に応じた様々なスチールサッシの受注製造を行っている御園サッシ工業。今回、照明のリニューアルを行った吉川工場は、1階ではスチールサッシの材料となる鉄板の切断や曲げ加工を、2階では溶接加工や組立て作業を行っている。
今まで、工場内の照明には水銀灯700形を使用していたが、ところどころでランプ切れが発生し、交換も大掛かりになるためLED高天井用照明器具の導入を決定した。

ランプ交換時期を迎え、省エネ性能に優れたLEDへのリニューアルを実施

吉川工場1階の天井高さは約11m。従来の水銀灯のメンテナンスはクレーンを使っての大掛かりな作業となり、製造ラインを一時ストップしなければならないこともあり、業務に影響が出ていた。
今回、ランプ交換時期を迎えたことを機に照明器具のリニューアルを検討。LEDを採用することで光源寿命が大幅に長くなる事に加え、埃が貯まりにくい照明器具を選ぶことでメンテナンスの手間が大幅に軽減される事が採用の決め手となった。

明るさと省エネを両立。手元まで明るく作業のしやすい職場環境に。

今回、水銀灯700形から同等の明るさを得られる消費電力210Wの高天井用LED照明器具へ、1階に87台、2階に62台の計149台導入した。出力を下げたにもかかわらず、以前より手元がしっかり見えるようになり、作業がしやすくなったと高い評価を得た。
さらに早朝から夜遅く、時には深夜まで作業を行うため、長時間点灯による電気代のコスト問題も大幅に削減することになった。
また、2階通路には一体形LED照明器具を採用。歩行の安全性を確保する明るさと省エネも両立した。


1階には87台のLED高天井用照明器具を採用

コンパクトなLED高天井用照明器具

LEDなら瞬時始動・再始動が可能。こまめな点灯・消灯でさらなる節電効果に期待。

以前から省エネのために昼の休憩時間中は工場内の照明を消していたが、休憩後にスイッチをONにしても水銀灯がなかなか明るくならないことに不便さを感じていた。
しかしLEDならスイッチONですぐに明るくなるため、始動・再始動時のストレスを解消。今後はこまめな点灯・消灯を心がけてより節電に努められるようになった。

事務所にもLED照明を採用し、明るく快適なオフィスを実現。

今回の工場の照明リニューアルと同時に、事務所などの照明もLED化を実現。シンプルなデザインで節電効果の高い一体形LED照明には職員からも「以前は電気をつけていても、ブラインドを開けて外光を取り入れないと暗かったが、今はブラインドを締め切っていても十分明るい。」と好評を得ている。


 

 

コストパフォーマンスの優れたLED照明器具

御園サッシ工業株式会社では、「照明のリニューアル計画が持ち上がった当初、「水銀灯のランプだけ全て交換する」「イニシャルコストのみを重視したLED照明に変更する」「トータルで考え、信頼できるLED照明に変更する」という3つの選択肢を考えていました。
当社の工場は天井が高いため、メンテナンスが大変な水銀灯を使い続けるという選択肢は早々に消えましたが、LED照明の検討には、安全面や省エネ率なども考えて決定しました。
器具変更後の電気代を算出してみたところ、想像以上の省エネ効果で、改めてコストパフォーマンスのよい器具だと実感しています。電気代の他にも、明るく快適な職場になったことで作業効率も上がるのではと、今後の運用に期待を寄せています。」と大変満足している。


御園サッシ工業株式会社 取締役製造部長 園原 真二
 

今回のリニューアルに採用頂いた照明器具

製品名: LED高天井用照明器具(電源別置型)
特 長: 消費電力210W
器具光束21,000lm
LED高天井用照明器具(電源別置型)
2014年 6月

その他のLED照明リニューアル事例ご紹介

O&k 名古屋工場
野田吉春物流センター