エコプロ2022出展レポート

JLMAは、日本最大級の環境展示会「エコプロ2022」に初めて出展し、「LIGHTING ACTION for 2030」の一環として「LIGTHING VISION 2030」や「Lighting 5.0」など、照明業界が一丸となって進めている照明成長戦略などを広くアピールし、地球環境への貢献を訴えました。

東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2022」は、持続可能な未来を拓く社会課題解決に向けた展示会です。主催は一般社団法人サステナブル経営推進機構と日本経済新聞社で、環境に配慮した数多くの製品やサービスが紹介されました。トークショーに小池百合子東京都知事が登壇したり、子ども向けのコーナーが用意されたり、幅広い分野から大きな注目を集めるイベントです。「エコプロ2022」会期中の来場者は、合計61,541人でした。

「エコプロ2022」来場者

12月7日(水) 21,411人
12月8日(木) 21,768人
12月9日(金) 18,362人
合計 61,541人

来場者ノベルティの竹とプラスチックのカテラリセット

JLMAブースには、約700人が来場し、その中の614人がアンケートに回答いただき、用意したノベルティ600個もすべて配布することができました。またLIGHTING VISION 2030 のパンフレットも535冊を配布し、「Lighting 5.0」周知の一助となりました。

ブースでは「Lighting 5.0」の露出に重点をおき、できるだけ多くの方に覚えていただける印象的なレイアウトとしました。また、パネルを使用せずすっきりした展示にしたので視認性のよいブースとなりました。
ブースでの説明は、LIGHTING ACTION for 2030実行委員会委員と事務局とで行い、照明成長戦略である「LIGHTING VISION 2030」を掲げ、そのビジョンの実現に向けて活動を加速していることを説明いたしました。ご来場者からは照明にまつわる様々なご質問をいただきましたが、LEDは省エネに貢献するという認識をお持ちでも、それ以外に多様な機能を持たせることが可能なことをご存知の方は少なく、まだまだPR不足であることを再認識いたしました。

アンケート結果

JLMAブースご来場者614人のご回答結果は以下の通りです。

  • Q1:照明業界の取り組み「LIGHTING ACTION for 2030」について興味を持った方 95%
  • Q2:次世代照明「Lighting 5.0」について興味を持った方 96%
  • Q3:照明業界が掲げる2030年度目標のうち、関心のあるもの
    ・消費電力60%削減 36%、温室効果ガス排出量46%程度削減 27%
    ・照明器具ストック市場のSSL化率100%達成 18%
    ・Lighting 5.0の普及率40%達成 18%
  • Q4:興味のある「Lighting 5.0」の付加価値(健康・安全・快適・便利)
    快適 30%、安全 24%、健康 23%、便利 22%

Q1:照明業界の取組「LIGHTING ACTION for 2030」について興味をもちましたか?

Q2:次世代照明「Lighting 5.0」について興味をもちましたか?

Q3:興味がある照明業界がかかげる2030年度達成目標をチェックしてください。(複数回答可)

Q4:興味のある「Lighting 5.0」製品の付加価値をチェックしてください。(複数回答可)

自由意見

今後、JLMAに期待することという問いに対して、貴重なご意見をいただきました。以下一部をご紹介します。

  • JLMAのLighting 5.0に期待します。明るさだけでなくWellbeingを実現する工業会を応援します。(60代、一般)
  • 照明×○○のコラボを知ることができた。面白いアイデアが次々と出ていて、今後も新しいアイデアをフォローしてみたいと思いました。(30台、建設・土木・コンサルタント)
  • 照明の省エネが頭打ちにきているため、次世代の変化に期待。(40代、製造・情報通信)
  • 様々な業界との連携による付加価値の拡大。(30代、製造・情報通信)
  • 「Lighting 5.0」初めてきいた言葉だったので、まずは言葉から広がっていくとよい。Society5.0はずいぶん広がったので、わかりやすいし、理解を得やすいと思う。(40代、官公庁)
  • 次々と知恵が出てきておもしろい。他の家電とコラボして欲しい。(60代、製造・情報通信)
  • 災害時に「あかり」がある安心感は大きいと思うので災害対応の技術は素晴らしいと思います。(20代、一般)