LED照明リニューアル事例(倉庫)

工場・倉庫の省エネ手法

設計コンセプトは環境配慮 オールLED照明を実現

環境に優しい災害に強い大型物流センター

■野田吉春物流センター
所在地:千葉県野田市
敷地面積:11,582㎡

30近くのメガ物流センターを運営するティーエルロジコム株式会社が、千葉県野田市に環境配慮をメインコンセプトとした床面積約1万坪に迫る「野田吉春物流センター」を平成24年10月にオープン。
地上4階建てのこの物流センターは、遮熱効果に優れた二重鋼板タイプの屋根に覆われた構造。太陽光発電パネル、省エネ型の垂直搬送機、節水型トイレなど、様々な環境技術が導入されている。

環境配慮を設計コンセプトとして、オールLED照明が実現

1~4階に計20スペース設けられた倉庫のメイン照明には、Hf32形蛍光灯器具2灯用相当の一体形LED照明器具 薄形タイプ(平均消費電力49W、相関色温度5000K)が採用され、床上約5.3m以上の高さに設けたレースウェイに3~5mピッチで整列配置。薄形形状(最薄部16mm)に加え、割れにくいポリカーボネート製のLEDモジュールカバーなどにより作業ラッグでの品物の積み上げ・下げ時のリスクを軽減している。
LEDの適度なきらめき光と器具側面からの配光で明るい天井面などにより、設計照度(250lx)以上の明るさ感の視環境と奥行き感が得られているほか、虫が寄り付きにくいLEDの特性から、食料品・飲料水を主とする倉庫での衛生的で清潔な環境保持にも貢献している。)


ポリカーボネート製のカバーで割れにくいLED器具は品物の積み上げ作業のリスクを軽減

総計2,500を超えるLED照明器具が導入され、大きな省エネ効果を発揮

1階と2階に接続された計3か所の荷役作業用バース部の照明環境をつくり出しているのは、直管LEDランプ器具 反射笠器具です。耐候性に配慮して選ばれた防湿・防雨形で、FLR40形蛍光灯器具2灯用と同等の明るさを48Wの平均消費電力で実現していく。
この他、エントランスから廊下、事務室、休憩室、トイレに至る全館にLED照明器具が導入され、ランプ交換が困難な天井高さから、LED照明ならではの長寿命も評価され、メンテナンスコストの軽減も期待されている。


1階バース部の軒下には直管LEDランプ器具 反射笠器具防湿・防雨形を採用

エントランスの照明はLEDダウンライトを採用

屋外看板塔を下部から照らすLED投光器
 

今回のリニューアルに採用頂いた照明器具

製品名: 一体形LED照明器具
一体形LED照明器具
 
製品名: 直管LEDランプ器具
直管LEDランプ器具
 
製品名: LEDダウンライト
LEDダウンライト
 
製品名: LED投光器
LED投光器
2013年 5月

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O&k 名古屋工場
御園サッシ工業株式会社